今年で開館20周年を迎える仙台文学館。9月から開催される特別展は、かの有名な斎藤茂吉がテーマとのことです。
特別展「斎藤茂吉――そのひとすぢの道」
開催期間は2019年9月14日(土)~11月24日(日)。
斎藤茂吉は国語の教科書で見覚え聞き覚えがあるという人も多いはず!日本を代表する歌人のひとりでしょう。
医師だったというプロフィールなどはその教科書にも載っていましたが、顔の切り抜きのような形で人物が紹介されることの多い教科書、先ほどのポスターのような立ち姿は見かけたことがないかもしれません。。。
ロゴにも影響を与えるとは、メガネはともかく帽子も象徴的なアイテムということでしょうか?
そんな展示の期間などは以下のとおり↓↓
会期 2019(令和元)年9月14日(土)~11月24日(日)
※会期中、一部展示替えあり。
前期:9月14日(土)~10月22日(火)/後期:10月25日(金)~11月24日(日)
休館日 月曜日(9月16日・23日、10月14日、11月4日は開館)、 祝・休日の翌日(10月15日、11月24日は開館)、第4木曜日
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 仙台文学館3階企画展示室
観覧料 一般800円/高校生460円/小・中学生230円(各種割引あり)
主催:仙台文学館
協力:斎藤茂吉記念館 世田谷文学館 日本現代詩歌文学館 港区立郷土歴史館 県立神奈川近代文学館
後援:朝日新聞仙台総局 河北新報社 産経新聞社東北総局 毎日新聞仙台支局 読売新聞東北総局 共同通信社仙台支社 時事通信社仙台支社 NHK仙台放送局 TBC東北放送 仙台放送 ミヤギテレビ KHB東日本放送 エフエム仙台
出ました!会期中に展示が変わるスタイルです。前期、後期と分かれているのでそのタイミングで同じものは見られなくなると思って間違いないでしょう。前期のうちに内容が変わるというようなことはおそらくないと思います。
さて、コアなファンのためなのか、「実は名前くらいしか知らないのでレクチャーしてほしい!」という人向けなのかは意見が分かれるところだとは思いますが、斎藤茂吉展の開催に関連して講演会と対談イベントも企画されています。
どれも事前の申し込みが必要なようなので、下記リンクからご確認ください。
講演会「斎藤茂吉のおもしろさ」
講 師:永田和宏氏(歌人・京都産業大学教授・京都大学名誉教授)
タイトル的には、初心者でも聞けて斎藤茂吉についてもう1、2段詳しくなれそうな講演会ですが…?
対談「茂吉短歌を語る」
講 師:花山多佳子氏(歌人)、小池光(歌人・仙台文学館館長)
対談ということはある程度基礎知識は必要でしょうか?仙台文学館の館長自ら登壇ということいみたいです。
講演会「どくとるマンボウ家のてんやわんや」
斎藤由香氏(北杜夫氏長女・エッセイスト)
北杜夫氏長女、ということで斎藤茂吉氏のお孫さんです。また凄い方にトリを飾ってもらう特別展ですね。
企画側の気合が垣間見えるかのような展覧会と一連のイベントの流れですね。
こういう気合の入った企画って「よし、こっちも隅まで味わい尽くす気で見てやろう…!」みたいな静かな闘志がみなぎるんですけど私だけですかね?
そんな斎藤茂吉展は2019年9/14(土)からの開催です。日によっては学芸員の方の展示解説もあるそうなのでそちらもチェックして見てはいかがでしょうか。