賀茂神社の紅葉、今年も見事でした。
遠くからでも分かるくらいの鮮やかさで、鳥居の前にくると、赤い世界が広がっていました。
鳥居をくぐってすぐの場所には、大きなイロハモミジが2本。その枝が頭の上を覆うように伸びていて、まるで紅葉のトンネルみたいになっていました。

賀茂神社のイロハモミジがきれい
銀色のアーチは、カミキリムシによる枝の落下を防ぐためのもの。

陽が当たると葉っぱが透けて、赤やオレンジが一層きれいに見えます。

参道を進むと、両脇に七五三の旗が並んでいました。


境内にある2本のイロハモミジは、どちらも宮城県の天然記念物に指定されている大木で、推定樹齢は200年以上。

東側の1本は樹高16メートル、幹まわり4.7メートル。西側も15メートルの高さがあって、どちらもかなりの存在感です。
これだけの木が、いま見事に色づいてるのはかなり貴重なタイミングかもしれません。
それでも、そういった「守られながらの美しさ」も含めて、なんだかありがたさを感じてしまいます。

