7月12日、仙台白百合女子大学で「ステラマリスセンター」「ウェルネスセンター」の開所式が行われました。
今回はその式典に参加させていただき、講演や茶会、施設見学の様子までじっくり見てきました!
学びの場、支援の場としての新施設がスタート
新たに整備されたのは、地域にも開かれた「ステラマリスセンター」と、学生支援機能をまとめた「ウェルネスセンター」の2施設です。
ステラマリスセンターは、以前は食堂として使われていた空間の一部を学びや交流の場として改装したもので、地域公開講座などにも活用される予定。
センター名の「ステラマリス(海の星)」は聖母マリアの象徴でもあり、人生の航海の道しるべのような存在でありたいという願いが込められています。
記念講演では、上田 紀行 氏(東海学園大学特命副学長・卓越教授 東京科学大学特命教授)が「生きる意味の豊かさ」について語りました。
ウェルネスセンターのほうは、これまで大学内で別々に設置されていた保健室・特別支援室・学生相談室をひとつにまとめたスペース。誰でもふらりと立ち寄れるような雰囲気で、学生が安心して過ごせる拠点としての機能が期待されます。
ステラマリスセンターの内部も見せてもらいました
式典のあとは、ステラマリスセンターの中も案内していただきました。
コンパクトながら用途の幅広い会議室や、スクリーン付きの階段状スペースなど。地域貢献部門の役割として、大学の枠を超えた使い方もできるようになっていくようです。
全体的に落ち着いたデザインで、「こういう場所でミーティングしてみたい」と思えるような空間でした。
加藤一二三先生の映像が流れていました。
ここで会議するのかっこよくないですか?映画上映や学会の分科会にも使えそうなんて話してました。
学生と地域、大学と社会を結ぶ場として、これからどんなイベントが行われていくのかも気になります。
茶道部による祝茶会も
さらに、開所を祝って茶道部による「祝茶会」にも参加させていただきました。
茶室に入ると、浴衣姿の学生たちが丁寧にお茶を点ててくれて、場の雰囲気もすっかり和やかに。
いただいた和菓子は、学生がデザインし、玉澤総本店が仕上げた“天の川”をテーマにした涼やかな一品。目にも舌にも美味しいひとときでした。
茶室の存在自体も今回初めて知ったのですが、大学構内にこういった場所があるのは驚きでした。
共学化を前に、大学内の空気も少しずつ変わり始めているように感じます。