みなさん、こんにちは!1月15日に、宮城県美術館からニュースレター 美術館ニュース「休館中限定号Vol.2」の発行がお知らせされていました。
宮城県美術館は、昭和56年(1981年)の開館以来40年以上が経過し、施設の老朽化が進んだことから、令和5年6月19日から改修工事を開始し、長期休館に入りました。
再開館は令和7年度中を予定しており、その間、美術館のさまざまな活動や工事の進捗状況をこのニュースレターを通じて共有してくれています。
宮城県美術館の美術館ニュース「休館中限定号Vol.2」は読んだ?収蔵庫のリニューアルの話など!
美術館ニュース 休館中限定号Vol.2のトピックは、「収蔵庫を空にせよ!作品たちの引っ越し」と題し
美術品の収蔵庫のリニューアル、適切な保管場所への移動についてのレポートが書かれていました。
この夏、全作品を慎重に運び出す大規模な「引っ越し」が行われたそうで、面白いコラム記事でした!
そのほかには、経年による汚損や劣化が進行する屋外彫刻のメンテナンスについても紹介されていました。休館中も、貴重な作品の保全に向けた努力は続けられています。
あとは、「創作室」の活動と出張プログラムについてもレポートされていました。美術館は、リニューアル休館中も、創作室の活動を続けています。「出張創作室」として、その機能を館外の施設に拡張し、子ども向けのプログラムや大人向けのワークショップを提供しています。
大衛村ふるさと美術館での子ども向けプログラムでは、オノマトペを使った自然観察や創作活動が行われ、伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターでは、渡り鳥の生息地をテーマにしたユニークなプログラムが展開されました。
まだ1年ほど休館は続く予定ですが、再開館が待ち遠しいですね。