Jリーグが秋春制への移行を検討する中、ベガルタ仙台はこの移行に反対する立場を公式ホームページを通じて表明しました。
現在のJリーグは2月頃から12月頃までの日程で行われていますが、ヨーロッパの主要リーグやACL（アジアチャンピオンズリーグ）が秋開幕の日程を採用していることを受けて、秋春制への移行が検討されています。
ベガルタ仙台、Jリーグ秋春制シーズン移行への「反対」を表明
秋春制のメリットとしては、暑い時期の試合減少や選手のシーズン中海外移籍の減少が挙げられますが、寒冷地のチームは試合開催の困難やサポーターの観戦影響を懸念しています。
14日に開催される実行委員会にて各クラブの賛否が問われることになっていて、これを前に13日にベガルタ仙台は環境変化への理解を示しつつも、冬季の試合開催困難や集客、ボランティア参加など多くの課題が解決されていないとして反対の立場を明らかにしました。
クラブは将来的に具体的な解決策や代替案が提示されれば、柔軟に対応する可能性も示しています。
Jリーグのシーズン体制は、現在夏の猛暑やACLの影響を受けており、秋春制への移行が検討されています。しかし、仙台のような冬季に厳しい気候を持つ地域では、新たなシーズン体制による試合開催の困難や集客の減少が懸念されています。加えて、公共施設の利用や経営上の影響も大きな課題となっています。
