#16 KAMURIメンバーが考える泉西部地区の未来

コラム

こんにちは!KAMURIコミュニティプロジェクトの佐藤です。

少し間が空いてしまいましたが、今回はメンバーが考える「泉西部地区の未来」についてご紹介したいと思います。

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泉西部地区って、どんな場所?

江戸時代より、福岡・朴沢・西田中・根白石・小角・実沢の6つの村がありました。これらが明治時代に合併し、昭和になると七北田村とも合併して「泉村」に。その後「泉町」「泉市」となり、昭和63年に仙台市と合併して現在に至ります。

高度経済成長期には「市街化調整区域」に指定されたこともあり、開発の手が入りにくく、今でも緑豊かな自然が残っています。

※市街化調整区域…都市計画法に基づき、無秩序な都市開発を防ぎ、農地や自然環境を保護する目的で指定された区域のこと。

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若い世代と高齢世代が混じり合うまち

泉ヶ岳のふもとに広がる泉西部地区は、仙台市中心部から車で約40分、泉中央からなら約20分ほどの距離にあります。自然が豊かでありながらアクセスも良好なことから、「ここで子育てをしたい」と考えて移住する若い世代が増えつつあり、人気のエリアになりつつあります。

一方で、長年住み続けている高齢世代の方々も多く、世代間のバランスが特徴的です。

若い世代の価値観を受け入れようとする高齢の方々、高齢世代の知恵や思いに耳を傾けようとする若者たち――ジェネレーションギャップがあるのは当然ですが、お互いの価値観を尊重しようとする意識があり、地域イベントなどでも世代間のコミュニケーションが取れているなぁ…と感じることが多いです。

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泉西部地区のこれから

前述のように、外部からの転入が増えており、新しい考え方に触れる機会も多くなっています。

特に若い世代は固定観念にとらわれずに自由な発想で活動していて、KAMURIのような団体に所属していなくても、個別にサポートや提案をしてくれる人がたくさんいます。そのおかげで、楽しく活動を続けられています。

また、高齢世代の皆さんからは、これまでに培われた知識や経験に基づくアドバイスをいただくことも多く、それが活動の土台にもなっています。この“両輪”がしっかり噛み合えば、泉西部地区はより良い未来に進んでいけると感じています。

私たちKAMURIが4年前から開催している「IZUMIコメフェス」も、世代を問わず地域のみなさんのご協力をいただいて成り立ってきたイベントです。コメフェスに限らず、地区内で行われるさまざまなイベントがこれからも継続できるよう、多くの方々の知見や力を活かしながら、より魅力的な地域になっていけばと願っています。

今後もKAMURIの活動を応援していただけたら嬉しいです!
イベント情報などは、ぜひInstagramをチェックしてみてください。どうぞよろしくお願いします!

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編集部のつぶやき

泉西部って「のどかでいい場所だな〜」と思っている人は多いと思うけれど、その“良さ”が実は今、移住や地域活動を通じて再発見されているのかもしれません。

KAMURIの取り組みを見ていると、ただ若い人たちが盛り上がっているわけではなく、地域に根ざした世代の方々と、いい形で混じり合っていることがわかります。
なんというか、“変えすぎないけど、ちゃんと進んでる”というバランスが、泉西部らしさなのかも。

記事のなかに出てきた「ジェネレーションギャップも、歩み寄りでチャンスになる」という視点、もっといろんな地域にも広がっていくといいなと感じました。

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