8月11日(月)、地下鉄東西線「荒井駅」直結のせんだい3.11メモリアル交流館で、東日本大震災の記憶に触れる小さな音楽会が開かれます。
1回30分という短い構成ながら、ピアノとチェロによる生演奏が、静かに、確かに、あの日と今をつなぐ時間を作ってくれそうです。演奏を担当するのは、ピアニストの八巻梓さんと、仙台フィルハーモニー管弦楽団のチェリスト・金子遥亮さん。
ピアノとチェロが奏でる、30分の小さな音楽会。8月11日、“せんだい3.11交流館”で開催
演奏は2回(①12:30〜13:00、②14:00〜14:30)で、内容はどちらも同じ。
各回20名限定・要予約(参加無料)となっています。受付は8月6日(水)午前10時から電話で開始。申込先は「音楽の力による復興センター・東北」(☎022-797-0233)です。
プログラムには、サン=サーンス「白鳥」、モノー「愛の讃歌」、成田為三「浜辺の歌」などが予定されており、やさしい旋律が中心。幅広い世代が自然に耳を傾けられる構成です。
会場となる「せんだい3.11メモリアル交流館」は、震災の記録を残し続けてきた場でもあります。 “月命日”というタイミングに合わせて、演奏に耳を傾ける時間を持つのもいいかもしれません。