仙台城跡の石垣が、ついに元の姿を取り戻します。
2021年・2022年の福島県沖地震で崩れた石垣。その災害復旧工事がようやく終わり、通行止めになっていた市道「仙台城跡線」が8月1日から再開されます。大手門脇櫓から青葉山亀岡線の交差点まで、約980mの区間が復旧。長らく足止めされていた場所が、ついに通れるようになります。
仙台城跡の石垣が復旧完了、市道も8月1日から再開へ
復旧工事には、伝統的な石積みの技術と現代的な耐震構造が組み合わされました。ただ元に戻すのではなく、“これから”を見据えた整備。崩れたから直した、というだけではない、きちんとした「未来への再構築」になっています。
そして嬉しいのが、るーぷる仙台が8月2日から元のルートに戻って運行再開すること。仙台城跡エリアへも直行しやすくなり、バスの車窓から石垣が見られるんじゃないでしょうか?
石垣の向こうには、仙台の歴史や文化があって、それを観に来る観光客だけでなく、日々の景色として知っている地元の人たちにとっても、この再開は大きな出来事です。
とくに、仙台七夕まつりの直前というタイミングは絶妙。ようやく整った風景を、たくさんの人に見てもらえる時期に間に合いました。