元東北楽天ゴールデンイーグルス投手の土屋朋弘さんが、新たなチャレンジとして「 子どもの“やりたい”ができる!」野球チームをつくるプロジェクトを進めているそうです。
2023年1月からは、仙台市泉区上谷刈のバッティング野球塾の場所で野球教室をやるそうです。
野球チームをつくるのは「やりたい」けど「やれない」子どものため
土屋さんは、2013年に引退、その後は打撃投手として球団に所属し、退団後にはパーソナルトレーナーやキッズコーディネーショントレーナー、スポーツメンタルの資格を取得されています。
現在は、IPPO ACCURATE 野球教室や出張トレーナーとして、子どもたちに野球をはじめとするスポーツの楽しさや体の使い方などを教えています。
こちらは土屋さんのインスタグラム↓↓
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1月頭にも元楽天イーグルス選手の鉄平さんと野球合宿をしてきたそう。
運動の機会が減ってしまっている子どもたちに「スポーツは楽しい」と感じてもらいたいという想いが強いそうです。
ここだけの話、土屋さん自身は野球に限らず、いろんなスポーツに触れてもいいと思っているというスタンスだそうです。
(土屋さん自身も元々やりたかったのは「バレーボール」だったみたいです。)
そのため「野球がやりたい」という子どもが「やれない」という状況を少しでも減らしたいという想いから実現したのが今回の野球チームというわけです。
お話しているなかで「最近の習い事」事情の話もでました。やりたいことの選択肢、可能性を広げるという意味では野球に限らず、もっと言えばスポーツに限らず、”習い事フェス”みたいなことができたら面白そうですよね、と盛り上がりました。
保護者の負担を減らした野球チームの運営
今回できた新しい野球チームの大きな特徴の一つが、「親の負担を減らし、やりたいと思う子が野球に取組める」環境です。
これまでの野球チームでは、保護者が多くの活動に協力する必要がありました。送迎、お茶当番、審判に始まりグラウンド整備、監督やコーチも担うというケースも少なくありません。
サッカーやバスケットボールでは、クラブチーム化が進んでいるなど、野球に比べて親の負担が少ないんだそうです。
しかし、近年は共働きが増えているので、時間を割けない親御さんが多いです。実際に、本当は野球がやりたいのに、親の負担が大きいためにチームに入れない、というお子さんにも出会ったそう。
そうした負担が理由で野球ができない、という子どももいることから、そういった子どもたちでも野球ができるよう、親の負担のない運営を実現しています。
そんな野球チームですが、用具・機材などよりよいチームづくりのために、現在はクラウドファンディングにも挑戦されているとのこと。
応援してくれる方々からのメッセージ動画も掲載されていました↓↓
聖澤 諒(元東北楽天ゴールデンイーグルス)
相原 伸行(WILDGEES監督)
神田 智哉(WILDGEESコーチ)
↑↑クラウドファンディングのページもぜひみてみてください。今回のプロジェクトについても、「1番はとにかくみなさんに知ってもらいたい」とのことでした。
クラファンのページに書いてあるのですが、もともと「IPPO ACCURATE」を立ち上げたきっかけは、現役時代にお世話になったトレーナーの生き方に感銘を受けたからだそうです。
その方は、シーズンオフになると東南アジアに足を運んで、スポーツの普及活動を地道に続けているんだとか。その姿を見て土屋さん『いつかは自分もスポーツを通じて社会貢献したい』と思うようになったそうです。
泉区・仙台市でこうしたストーリーも進行しているというのはワクワクします!