今年で創立70周年を迎える聖和学園短期大学ですが、その記念事業の一環として、徳川家から仙台藩6代藩主・伊達宗村(むねむら)に嫁いだ利根姫(とねひめ)の調度とされる「村梨地葵紋蒔絵調度(むらなしじあおいもんまきえちょうど)」など貴重な資料3件が、学校法人聖和学園から仙台市に寄贈されました。
これらの資料は博物館において収蔵・保管し、今後は企画展や常設展などで展示し広く活用を図っていくとのことです。
先月6月20日まで早速「村梨地葵紋蒔絵調度」が企画展 仙台市博物館開館60周年記念祭「たっぷり わくわく 名品尽し」において展示されていました。
聖和学園短期大学の創立70周年記念事業では、学生歌(仮)の制作と募集についてもお伝えしましたが、このように一年に渡って、時には広く学外とも関わりながら進められていくようですね。
聖和学園が伊達家の婚礼調度品などを仙台市博物館に寄贈
今回寄贈された婚礼調度というのは、豪華な蒔絵装飾がほどこされた化粧道具類からなる調度群です。8代将軍・徳川吉宗の養女である利根姫が仙台藩6代藩主・伊達宗村に嫁いだ際の調度と伝えられています。
寄贈日
4月8日(木曜日)
寄贈者
学校法人聖和学園
寄贈資料
(1)村梨地葵紋蒔絵調度(伝利根姫調度) 一式 江戸時代中期~後期
(2)古今集歌かるた 一箱(1,678枚) 江戸時代後期
(3)雛(ひな)人形および調度 一式 昭和11年(1936年)
仙台市公式ホームページ
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