こんにちは!KAMURIコミュニティプロジェクトの佐藤です。今回は「竹クラフト」についてご紹介します。
竹クラフト体験が始まった経緯
KAMURIコミュニティプロジェクト発足前、私たちは根白石市民センターの企画員「いきいきプロジェクト」のメンバーとして活動していました。
その中で、「地域資源を活かしたイベントを開催したいよね?」という話になり、議論を重ねた結果、泉区西田中にある見松寺の広い竹林を活用して、竹を使ったクラフト体験を企画することになりました。
ちょうどメンバーの一人に見松寺の副住職である小林がいたこともあり、話はスムーズに進みました。その後、小林を中心にイベントの内容を検討し、「竹の器と箸を作る体験」に決定しました。
竹クラフト体験の準備と当日の様子
イベントに向けて、まず竹を切り出し、使いやすい大きさにカットしました。当日は、その竹を使って参加者の皆さんに器と箸を作っていただきました。
初めて小刀を使うお子さんもいましたが、スタッフのサポートを受けながら、無事に完成させることができました。
ただし、イベント時間が限られていたため、煮沸消毒までは行えませんでした。参加者の皆さんには、帰宅後に消毒を済ませたうえで、自分で作った器と箸を使って食事を楽しんでいただきました。
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幸い天気にも恵まれ、屋外でのイベントは和やかな雰囲気の中、スタッフも参加者の皆さんと一緒に楽しく活動することができました。
副住職・小林さんの感想
見松寺を会場として自分で企画・運営するのは初めてだったため、不安が大きかったです。最初は「竹も豊富にあるし、作業も簡単で楽しそう」という思いで企画しましたが、準備を進めるにつれ、「この時代に竹細工が子どもたちに受け入れられるのか? そもそも人が集まるのか?」という不安が募りました。また、切り出した竹が本番まで状態を保てるかどうかも心配でした。
しかし、市民センターの皆さんやプロジェクトメンバーの協力を得て、当日は多くの方々が参加してくれました。竹が乾燥して硬くなってしまう問題はありましたが、怪我なく無事に作業を終えることができ、ほっとしました。
人前での説明には慣れているものの、幅広い年齢層の方々に向けて分かりやすく伝えるため、言葉選びには細心の注意を払いました。その結果、参加者の皆さんから「楽しかった」「貴重な体験ができた」という感謝の言葉をいただき、大きな達成感を得ることができました。
このイベントを通じて、物や材料の手配、広報の重要性を学ぶなど、多くの経験を積むことができました。これからも学びと挑戦を続け、お寺の運営にも活かしていきたいと思います。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
今後の活動について
現時点では、竹クラフトの次回開催は未定ですが、KAMURIでは今後もさまざまなイベントを企画予定です。最新の情報はKAMURIのInstagramで発信していきますので、ぜひチェックしてください!
今後の活動もどうぞよろしくお願いします!