仙台の伝統門松が市内各地で復活!

道ばた

みなさん、こんにちは!仙台で昔飾られていた伝統的な門松が、市内各地で再現展示されているみたいです。いまではほとんど見かけなくなった門松ですが、昔の資料や地元の協力をもとにその姿が蘇っています。13年続いているこの展示、仙台歴史ミュージアムネットワーク(歴ネット)による取り組みにより、各所でかつての門松の姿が再現されています。

こちらは令和3年版の動画↓

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仙台の伝統的な門松が復活!歴史を感じる特別展示開催中

仙台の昔の門松は、今よく見かけるものとはちょっと違っていたようです。松や竹を門のように組み立てたもので、仙台城や地域の家々に飾られていたそうです。特に江戸時代には仙台城に飾られていて、その材料は泉区根白石から献上されていたとのこと。明治40年ごろには市街地でほとんど見られなくなり、昭和40年代には郊外でも消えてしまったそうです。

【来れ、年神様!伝統の仙台門松を再現、その制作過程をみる|IZUMI WEST】

今回展示されている門松は、仙台市博物館の調査や古文書、絵画資料をもとに作られたそうです。地域の旧家の協力もあって、当時の門松をできるだけ忠実に再現したとのことです。直径15センチ、長さ3メートル以上の栗の木を柱に、竹や松を添えたデザインで、高さは3~4メートルに及ぶスケール感がポイントみたいですよ。

今年は仙台市内の8つの施設で門松が展示されているみたいです。展示場所と

期間はこちら

●仙台市歴史民俗資料館:12月6日~2月2日
●仙台市戦災復興記念館:12月11日~1月13日
●仙台市博物館:12月17日~2月2日
●地底の森ミュージアム:12月17日~1月22日
●仙台市縄文の森広場:12月17日~1月22日
●史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設:12月18日~1月14日
●瑞鳳殿:12月20日~1月14日
●仙台文学館:12月20日~2月11日
※各施設の展示期間や詳細は、直接問い合わせが必要です。また、一部施設では入館料が必要な場合があります。

開館時間や休館日は施設ごとに違うので、事前にチェックしてから行くのがおすすめです。

今回の門松は、当時の姿を再現したものだけあって迫力があります。展示場所によっては樹脂製のレプリカもあるので、細部までじっくり楽しめるのがポイントです。また、仙台市役所本庁舎の東側玄関にも12月27日から1月10日まで門松が飾られるそうなので、こちらも気軽に立ち寄れるスポットです。

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